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わらべ唄との出会い

学生時代、実習で行った自宅の近くの保育園は完全なわらべ唄保育を実践していました。
ピアノなど音階のある楽器はひとつもなく、子どもたちとうたう唄は全部わらべ唄
ただ唄うのではなく、手を動かしたり、みんなで手をつないで唄いながら形を変えていったり・・・。
楽しそうだなと感じながらも、幼い頃からピアノを習っていた私には「わらべ唄だけで本当にいいのかな?この年齢だからこそ養われる音感やリズム感は?」と疑問符も残ったのでした。
というのは、偶然にも当時その保育園の園児4人にピアノを教えていたのですが、リズム感がないことがとっても気になっていたのです。
わらべ唄の本当の魅力に気づくこともなく、その後幼稚園の教師になってもを保育にわらべ唄取り入れることはほとんどありませんでした。(「かごめかごめ」や「はないちもんめ」「今年のぼたん」ぐらい)

その後私がまたわらべ唄と出会ったのは、今は小学生の息子と娘がお世話になった幼稚園でした。
『見花山こどもの家』というシュタイナー教育を取り入れた小さな小さな幼稚園。
ピアノもあり、リズミカルな歌も歌う保育の中に、いくつものわらべ唄が取り入れられていました。
ああわらべ唄ってこんなにも心がほっこりと温かくなるんだな・・・と気づかされたのです。
華やかな音階のある西洋発祥の音楽は楽しくて素敵だけれど、昔から唄い継がれてきたたわらべ唄のゆったりしたリズムやテンポ、単純な音階は、日本人の私たちに合っているんですよね・・・。

幼い時期にこそわらべ唄を親子で楽しんでほしいと思います。
子どもが泣きやまない時や寝付かない時、わらべ唄を歌えばママの心も不思議と落ちついてきますよ。
あーもっと早く気づいていればなぁ。
教師現役時代、保育の中でいっぱい唄えたのに・・・。


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はじめまして♪

横浜市 都筑区、港北区周辺のサークルで、♪リズム遊び♪のインストラクターを
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リトミック、わらべ唄、楽器遊び、ダンスなど…
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プロフィール

banbi

Author:banbi
夫と高校生の息子、娘の4人家族
元幼稚園教諭
リトミック研究センター指導者上級会員

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